引越しをするとなると、荷造りなどの準備も大変ですし、事前に業者から見積もりをもらったりと、いろいろと手間がかかりますね。
そして、引越しそのものが問題なく無事に済めばよいですが、中にはさまざまなトラブルになるケースもあります。
引越しのトラブルで多いのは、契約に関するキャンセル料などのトラブルや、引越しの際の荷物の紛失、家具など傷をつけられてしまうといったことです。
特に、家具や家の壁に傷をつけられてしまうというケースは多いようです。
熟練したスタッフがそういったことが起きないように緩衝材を用いて梱包したり、丁寧に適切な手順で作業を行ったとしても、やはり不測の事態は起こってしまうものです。
実際に家具に傷をつけられてしまった時はどのように対処したらいいのでしょうか?
まずは傷を付けられてしまった部分を出来るだけ早く確認し、その旨を引越し業者に伝えましょう。
引越し業者によってその対応方法がそれぞれ定められていますので、業者を選択する際は、補償に関して必ず事前に確認しておきましょう。
補償は多くの場合は基本的に修理という形になります。
しかしその家具が修理不可能である場合は代替品、あるいは金銭によって補償というケースもあります。
また、自分では気づいていなかった傷がもともとついていた、という場合もあるかもしれません。
傷は業者のミスなのか元からだったのかで言い争っても、水掛け論になりかねません。
自衛策として、高価な家具などは搬出前に業者といっしょに傷の確認をして、カメラなどで撮影をしておくといいでしょう。
また、見積もり金額と実際の支払い金額の相違もトラブルになりやすいといえます。
もらった見積でどこまで含まれているのか、オプションや追加は発生しないのかなど、事前にしっかりと確認しておくといいでしょう。